知床は、国立公園指定60周年(昭和39年6月1日)、また来年には世界自然遺産に登録(平成17年7月17日)されてから20周年を迎えます。これを記念し、環境省釧路自然環境事務所、林野庁北海道森林管理局、北海道、斜里町、羅臼町で「知床国立公園60周年・世界遺産20周年」記念事業を、令和6年4月から令和8年3月までの2年間実施します。詳しくは こちら よりご確認ください。
知床ガイド協議会のホームページへようこそ。
知床ガイド協議会は平成16年に知床でガイド事業を営む者が、集まり設立されました。翌年の平成17年には知床は海・山・人と自然との共生が認められ「世界自然遺産」に登録され知床は日本の知床から世界の知床になり、世界中より知床へお客様がいらっしゃいます。
知床の自然環境を守り、知床へいらしたお客様に知床の魅力を伝え、またお客様の安全を図りガイドできるように会員が頑張っております。
知床五湖では、登録引率人制度が導入され、ヒグマ対処法、危機管理、知床五湖に関連する法令等の問題試験を毎年受験し、合格者が環境省に登録されます。登録された者しか知床五湖でガイドできません(5月10日~7月31日迄)会員の9割が登録されてます。 知床の観光にはガイドなしでは考えられないと思われるよう、会員一同頑張っております。 知床へいらしたら、ぜひガイドと一緒に知床を散策してみてください。知床の奥の深い魅力を発見することと思います。 会員一同皆様のいらっしゃるのをお待ちしております。
ガイド事業者の組織形態は法人〜個人まで様々です。各ガイド事業者は、多彩なネイチャーツアーを企画・催行しております。
お客様のお気に入りのネイチャーガイドが見つかるはずです。
自然の魅力あふれる知床では、どこに佇んでもあなたを感動へといざないます。そして優れたガイドの案内はあなたを更に深い感慨へと導いてくれます。
知床の素晴らしさ、自然の奥深さを感じて、世界自然遺産知床を御理解下さい。
この度の旅行であなたが知床のフアンになることを請け負います。
そして自然保護の大切さをあなたの周りの人に伝えて頂きたいと思います。
知床五湖に代表される著名な景勝地はもちろん、場所や季節により多様な魅力が散在する知床半島。
その魅力を伝える、雑誌、テレビ、WEBサイトなどの様々な情報があります。
情報をもとに来訪した方々を感動させ、虜にし、リピータにできるかどうかは現地の「人」から語られる言葉にかかっています。
とりわけガイドの皆様の言葉には、来訪者を感動させる大きな力があると考えます。目の前の情景と現地の言葉とで形作られた感動は来訪者の記憶に長く深く残ることでしょう。北海道の先人アイヌの人々が口承で伝え続けた文化と同じ、知床で活躍する
ガイドの皆様の言葉が、口づてに知床の魅力をより深く広がりをもって伝わることを大いに期待します。
早いもので知床ガイド協議会が設立されて十数年たちました。
貴会は、知床の自然環境の保全を優先する持続可能な利用への誘導役として設立されたと記憶しています。
日本では「自然ガイド」が定着してこなかったため、知床でも「バスガイドさん」が旗を先頭に知床五湖をご案内していた時代が長く続きました。知床ガイド協議会の皆さんは自然の案内に限らず、知床に暮らした人や生活などの地域情報も、磨き上げられた表現力で来訪者に伝えていただいています。そして何より、知床の自然を守るための制度やルールの実践者であり解説者です。
知床にとってガイド事業は欠くことのできない機能として、その役割はますます重要になっています。
安全にツアーを運行するためにガイド自身がこの安全管理を理解し、実行する ガイドに対しての要求事項であり、お客様の安全を第一優先とするとともに 人命を第一と考え、責任感、使命感、倫理観を充分にもち、ガイドの役割を 理解すること。
価値ある流氷体験の存続と流氷事故を防ぐため、知床ガイド協議会では流氷ルール(流氷ウォークについて)を定めることとする。 流氷を利用した自然体験ツアーを行うガイドは、以下のルールを厳守すること。